
借金の返済が滞ったため、横領の犯行が発覚したという事例があったと報じられています。
事件を報じた伊勢新聞の記事によると、横領を働いた男は30代の清掃作業員で、医療法人の支部長に対し借金があったというのですが、借金の返済が滞ったことで不審に思った支部長が監査を行う旨を告げたため、犯行を自白したとのこと。
詳しくは記事を全文引用するので見てください。
11/11(水) 11:00配信
伊勢新聞 【鈴鹿】医療法人の売り上げ金を着服したとして、三重県の鈴鹿署は10日、業務上横領の疑いで、桑名市萱町、清掃作業員奥昌也容疑者(33)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年10月5日から1月7日までの間、愛知県豊明市に本部がある医療法人の三重支部(鈴鹿市)で、売り上げ金の保管や管理を担当する業務係長の立場を悪用し、売り上げ金約700万円を着服した疑い。容疑を認めている。
同署によると、奥容疑者は着服した金を「競艇や飲食代などに充てた」と供述しているという。支部長への借金返済が滞り、容疑が発覚した。
返済が滞ったことを不審に思った支部長が4月、奥容疑者に業務監査をする旨を告げると横領を告白したという。
同法人は5月、奥容疑者を懲戒解雇。着服した金が返済されないため、同署に同罪で告訴していた。奥容疑者は平成28年10月から業務係長として売り上げ金を管理できる立場にあったといい、署は金の処理に問題がなかったか事件との関連を調べている。
この記事で、ちょっと不思議なのが業務係長とはいえ、清掃作業業務を担当する人が、売り上げ金の保管や管理を担当していること。
そして、個人的な借金の返済が滞ったことが理由で横領を疑う事。
報じられていない何かがあるような気がしてなりません。
ここでもわかる様に、借金問題は様々なトラブルを引き起こす要因にもあります。
出来るだけ早く解決することが重要です。
当事務所でも多重債務や借金返済などの債務整理業務を行っています。
借金の返済で苦しい、将来不安などがあれば、下記から気軽にお問合せ下さい。