私は、パチンコや競馬が好きで休日になると毎週のように出入りしていました。最初は、手持ちのお金の範囲で趣味程度に遊んでいましたが、負けが込んだ時に一気に取り戻そうとキャッシングでお金を借りて馬券につぎ込んでしまいました。
ストレス発散のために始めたギャンブルが、いつの間にか借金問題に
私は、就職してすぐのころからパチンコ屋や競馬場に通うようになりました。仕事が忙しく平日は遅くまで残業がありましたので相当ストレスがたまっていました。そのストレスを一気に解消するために、休日にパチンコや競馬をするようになりました。
自分の読みが当たって勝った時の爽快感や負けているときにも、あといくらつぎ込めばいくら勝つことが出来ると、頭の中でプランを描きながら遊ぶのが醍醐味でいつしか生活の一部になっていました。
最初はストレス解消や趣味の一環として、自分の収入の範囲で遊んでいました。しかし、あるとき負けが続き、その負けを取り戻すための資金として初めてキャッシングをしました。
当初はキャッシングをしても、勝てば返せていましたし、給料日には全額返済ができていました。そんなことがしばらく続いた頃、大きく負けが込んでしまいました。その負けを一気に取り戻すためにキャッシングを繰り返し、気がつくと限度額一杯まで借りてしまいました。
さらに負けを取り返そうと、新しいカードを作り返済と馬券購入に使いました。こんなことを繰り返すうちに、キャッシングのお金を自分のお金だと錯覚してしまい、完全に金銭感覚が麻痺していました。気が付けば借金は7社400万円にもなり、毎月の返済は10万円を超えていました。
こうなると、自分では到底解決できないと思い、司法書士事務所に相談に行きました。
司法書士の先生と相談した結果、任意整理という方法を取ることにしました。利息を免除してもらったうえ、60回の分割に応じていただき、なんとか返済の目途が立ちました。今後は、自分のお金の範囲内で生活することを誓いました。