今回も殺人などの容疑の記事についてです。
福井県で強盗殺人容疑などで逮捕された事件の起訴を報じる記事です。
今回ここで取り上げたのは、この事件も借金が絡んだ強盗殺人であることが明らかになったと報じられたためです。
まずは以下の福井新聞の記事を読んでください。
福井新聞
2020年8月13日 午前7時10分
福井県坂井市の龍ケ鼻ダムの湖面で福井市の会社員男性(40)の遺体が見つかった事件で、強盗殺人容疑などで逮捕された元同僚の福井市、丹羽祐一容疑者(45)が、男性に約1160万円の借金をしていたことが8月12日、明らかになった。
福井地検は同日、強盗殺人、死体遺棄、銃刀法違反の罪で丹羽容疑者を起訴した。
丹羽被告は男性を殺害した後、遺体をいったん福井市南部の山中に隠したという。
起訴内容は、借金返済を免れようと6月28日午前2時40分から同3時ごろまでの間、学習塾に勤務していた時の同僚だった男性の自宅アパート駐車場で、男性の背中を包丁で刺して自分の車内に押し込み、錐(きり)で首や胸などを何度も刺して殺害。さらに部屋から現金約308万7千円を奪ったとされる。
同日午前4時ごろ、山中に男性の遺体を隠し、翌29日午前1時ごろに遺体をスーツケースに入れて車でダムまで運搬。同3時ごろ、ケースごとダム湖の橋から遺棄したという。
ダム湖などの捜索で包丁や錐、スーツケースが見つかっている。
男性の遺体は29日午後2時半ごろ、ダム湖に浮いているのを釣り客が見つけた。
丹羽被告は当時、県内の建築板金店に勤めていた。7月1日に出頭、捜査本部が2日に死体遺棄容疑で逮捕し、22日に強盗殺人と銃刀法違反容疑で再逮捕した。
仮に起訴状通りなら、この事件でも殺害した男性からの借金があり、借金の返済を免れる為に犯行に及んだというもの。
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