佐賀新聞で配信されている佐賀県内の2020年春の褒章受章を受けられた方に、多重債務問題に尽力された方が紹介されているので、該当部分の紹介をします。
受章者は全国で660人(うち女性190人)と22団体、うち公共の利益に貢献した人へ藍綬褒章は432人(うち女性153人)になっています。
以下が佐賀新聞の引用記事です。
【藍綬褒章 深川ひろみさん(72)=唐津市】
法律の専門家ではなかったが、男女共同参画ネットワークの会長を務めており、「人と人をつなぐ視点を生かして、社会のお役に立てたら」と引き受けた。
2002年の任命当時、貸金業者からの多重債務に苦しむ人が多く、深刻な社会問題になった。裁判所に駆け込む人たちの借金返済計画を考えるなど、「週3日は地裁に通った」と振り返る。
最近は離婚調停が多い。「双方が相手の悩みに気付くことで、なるべく元のさやに収まるような方向を心掛ける」と話す。時には調停で携わった人と街で出会う。会話は交わさずも会釈と雰囲気で、うまくいってると分かり、安心することも。「残り任期も精いっぱい務めたい」と語る。唐津市菜畑。
4月28日配信 佐賀新聞
多重債務問題に尽力された方の叙勲は、大変喜ばしいです。
私も、多重債務問題に向かい合っていの仕事ですので、この度の叙勲を自分事のように感じています。
今後も、多重債務やお金の問題で苦しむ人のお力になれるよう、心が引き締まる思いになりました。