これもまた、借金の返済が起因した犯罪です。
一件目の犯罪については、20代の男で「遊ぶ金が欲しかった」とのことで、借金返済とは無関係ですが、40代の男については消費者金融への借金の返済とのことで、この種の犯罪の典型です。
長崎新聞 7/21(火) 12:00配信
JA対馬(対馬市)の20代男性と40代男性の職員2人が、組合員から集金した購買事業の代金の一部を着服するなどしたとして、4月に懲戒解雇されていたことが20日、分かった。
着服額は計152万円。いずれも全額を弁済しており、同JAは刑事告訴しない考え。
同JAによると、20代男性は美津島支店で購買事業を担当していた昨年4月から今年3月にかけ、種や肥料などの代金計76万6千円を着服。
帳簿上の記録と合わず発覚した。調査に「遊ぶ金が欲しかった」と話したという。
40代男性は上県事業所で購買事業を担当していた今年3月31日、同事業所の金庫に入っていた35万円を持ち出し、消費者金融への借金返済に充てた。
調査で、今年1月から3月にかけて種や肥料などの代金計40万4千円を着服していたことも分かった。
同JAは「早期に弁済し、調査に協力した」として着服の事実を公表していなかった。
再発防止策について「集金は口座振り込みを活用するなど、事務適正化を図っていきたい」としている。同JAでは元幹部の男性による共済金不正流用問題も明らかになっている。
この記事を書き出して思う事として、借金返済のための犯罪を犯す人は20代は極めて少なく、30代、40代、50代と徐々に増えていきます。
年齢が上がっての犯罪を起こすのは、徐々に借金額が膨らんくるためだと容易に想像できますが、年代が進むにつれ、取り返しがつかないこととなります。
借金の返済が苦しくなった場合は、法的にも救済することが可能です。
債務整理をすることで、返済プランの見直しをしたり、一部の返済を免除されたり、場合によっては破産も選択できます。
犯罪に走る選択をしている時点で、債務整理が必須な状態です。
返済に困ったであったり、楽になりたいと思った時はすぐにでも、専門家にご相談ください。
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